ドコモのAndroid4.0対応を詳しく調べてみた 最短2か月でOS更新サポート終了の端末も

 NTTドコモ端末におけるAndroid4.0へのアップデートの実施状況について詳しく調べてみました。

 対象は発売時のバージョンが2.1以上のみ。なお、「2.3.x」の「x」の部分が上がればバージョンアップとみなしています。なお、搭載メモリについては1GBは1024MB表記としていますが、実際は異なる場合があります。

Android4.0対応の分かれ目はデュアルコアと搭載メモリ

  今回、Android4.0へのアップデートが発表された端末は「例外なくデュアルコア1GBメモリ」でした。対応を検討中の端末については、「シングルコア」または「Disney Mobile on dcomo」のものであり、ソニーモバイルコミュニケーションズが1コア&512MBメモリながらも対応させようと努力している結果が分かるものとなりました。

 Android4.0対応にあたり、デュアルコアと1GBメモリの搭載という線引きを行った上で対応を決めたものと推測されます。一方で、グローバル端末として活躍するソニーはシングルコアならがらも対応の試みを行っている事から、「一概にシングルコア、512MBメモリだから対応できないとは言えない」状況です。

可能な限り対応する姿勢も、1年未満でアップデートサポート終了の端末も

 NTTドコモは、過去にはXperia SO-01Bにおいて「ドコモ側の裁量でアップデートを打ち切る」という判断を下していましたが、今回のAndroid4.0対応については出来る限り対応させようとする姿勢で臨んだことが分かります。これは素直に評価すべき点だと思います。

 一方で、2011年モデルながらもスペックが貧弱なものについては1年未満で最新OSへのアップデートサポートが終了する端末が存在するなど、Androidならではの課題も垣間見られます。対抗馬として挙げられるiPhoneが2年間サポートをしていることを考えると極端に短いと言えるのではないでしょうか。

端末はスペックで選ばざるをえない結果に

 OSのアップデートが今後重要になればなるほど、ユーザーはスペックを重視した端末選びをしなければならないようです。

 スペック競争がAndroidのコモディティ化を加速させる原因にもなっていることを考えると、メーカー側にとっては厳しい現実ではないかと思われます。Android OSの進化を無視するのであればAndroidを搭載する意味自体が薄れることになりますし、進化に追従するならば激戦区に身を置いて疲弊する戦いに参戦しなければなりません。

 「スマートフォンに求めるものは何であるのか?」を、ユーザーとメーカーの双方が考える時期が来ているようです。

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