充電をしながら通信を行った場合や、ナビアプリを利用するだけで端末温度が異常に上昇する(*1)「ARROWS Z – ISW11F」ですが、熱心なファンによって自作された「冷却ファン付きカバー」が価格.comのクチコミで公開されて話題を呼んでいます。

*1 ISW11Fの端末温度は他の端末と比較すると非常に高い。同問題については発売当初から騒がれており、高機能+防水による機密性の高さが端末の温度を上昇させている原因ではないかとみられている。防水端末の熱設計は極めて難しいという事例ではあるが、発売後の対応や、問題を知った上で発売を断行し「黄色い紙(通称:一番大事な紙)」で告知を済ますなどの対応が問題になった。

 こちらがその画像です。

 ただファンを取付けた “やっつけ仕様” ではなく、カラーリングも施された上に細部まで作り込まれ、利便性なども考慮されているなど、工作としての精度が非常に高いことが特徴です。本当にすごい。

 もちろん冷却性能もバツグンで、製作者曰く「良く冷えまっせ」とのこと。

 裏蓋をみると、補強なのか、または中抜きのケーブルを用いて緩衝材にしているのか分かりませんが、茶色い線がぐるりと一周していることが分かります。なにより仕事が丁寧。

 その一方で「防水機能が失われた」と明かしています。とはいえ、吸排がよく考えられており、まるでGPU冷却機構のような構造です。もはや防水機能などいらなかった!

 ファンへの給電はmicro-USBを使って行う仕様になっており、端末のバッテリーは利用できないとのこと。製作者の方もバッテリーからの給電は「ちと勇気が足りずに早々に却下」とおっしゃっていますが、非常に危険ですので絶対にやめてください。耳元で爆発する恐れがあります。

 なんと、ファン付きカバーを装着した状態でクレイドルが利用できます! これなら、高温によるシステム停止が起こりやすいと言われている「充電しながらWiMAXテザリング」も安心して行うことができます。

 もちろん、WiMAXが大丈夫ならばCDMAも楽々クリア! 冒頭の「充電しながら通信で高温化」の壁は無いも同然で、何時間でもネットができてしまいます。使いすぎて通信量制限に引っかかってしまうかも!?(*2)

*2 KDDIおよび沖縄セルラーが実施してる通信制限はCDMA回線によるパケット通信のみ。WiMAXはUQコミュニケーションズからKDDIおよび沖縄セルラーがMVNOで借り受けているため、他のWiMAXサービス同様に制限がない。

 ファン回転中に不意に電話を受けて指をケガする危険性もありますが、そこは”端末愛”で乗り切れるはず。あれほど騒がれた熱問題も、ファンカバー1つ付けるだけで問題が全てなくなります。熱問題とは一体何だったのでしょうか?

 そして何よりすごいのは、「純正品のカバーと交換するだけで通常仕様にすぐ戻せる」ということ。カバーの付け替えなので電波法的には…クリア…してるはず。してなかったらごめんなさい。

 真のカスタマイズを望むのであれば、ARROWS Z以外に選択肢はありません!

[価格.com]