米機関、アップルによる特許侵害を認める仮決定 モトローラ有利に

 24日(現地時間)、米国際貿易委員会(ITC)は、米アップルが販売する「iPhone」などに使われる通信技術が、米モトローラ・モビリティの特許1件について侵害しているとの仮判断を下しました。

 米グーグルは2011年8月に、モトローラ・モビリティを約125億ドルで買収しており、今回の戦いは「Android vs iPhone」の代理戦争だとする見方も存在しました。もし、正式な決定が下れば、今後の訴訟合戦に影響を及ぼすことが考えられます。

 この特許技術は、音声やデータ通信の品質を高めるものであり、雑音やエラーを除去するものと伝えられています。他にもタッチ操作に関する3つの特許に関してモトローラ側から申し立てられていましたが、こちらの3件については退けられました。

 モトローラは特許を侵害する製品の米国内への輸入差し止めを求めており、夏頃には出されるとみられる最終判断が下れば、次期iPhone5の販売スケジュールなどに大きく影響する可能性もあります。ただし、同技術がiPhone5で使用されているか否かは明らかになっていません。

 なお、侵害がみとめられた1件の特許について、ドイツの裁判所では「侵害していない」とするITCと正反対の判決を下しています。当然、そちらの決定をITCも承知しているものとみられますが、今回の判断には影響しなかったものとみられます。

[Cnet Japan]

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