MS提供のコマンドで「大学の全アカウント消失」事故が無事復旧

 管理人長期不在の間に札幌学院大学から第4報が出されていましたので、遅くなりましたが続報を掲載致します。

 マイクロソフト提供のコマンドを実行したことによりWindows Live@eduに絡む全アカウントが消失した件について、11日、札幌学院大学は同件に関する第4報をリリースしました。


第4報を報じる札幌学院大学

 それによると、11日午前11時23分に、日本マイクロソフトおよび米マイクロソフトより、同大学のアカウントおよびユーザーデータの復旧作業が完了したとの連絡を受け取ったとのことです。

 パスワードに関しては保安上の仕組みから復旧することはできず(※注釈:これは仕方ないです)、全アカウントのパスワードリセットを行った上で、現在では正常に利用できるようになった模様です。なお、システム障害中に他者より送信されたメールは受信できていないとのことですので、心当たりがある方はぜひ再連絡してあげてください。

 就職活動時期ということもあり、コマンド1つ間違えただけで学生の人生までも左右してしまう恐れもあります。システム運用者に圧し掛かる責任の重さを改めて感じさせられる事故でした。

 今後の対応については「サポート窓口である日本マイクロソフト株式会社、ならびに米国Microsoft Corporationと協力して調査を行い、改めて皆様にご報告をさせていただきます。」としており、IT業務に携わる人々がこの失敗事例を学ぶことで、社会全体におけるITの信頼性が高まっていくものであると思われます。

 同大学では、障害発生時・経過・事後に至るまでの情報を迅速に公開しており、担当者の方の素晴らしい姿勢はIT業務に携わる者にとって貴重な糧になることでしょう。

 それと同時に、利用者側もシステムを信頼せずに常日頃から別のサービスに転送するなどのバックアップを心がける必要がありそうです。

[札幌学院大学]

ソーシャルシェア

コメントソフトウェア改修作業の為、一時的に古い記事のコメント閲覧・投稿を休止しています。