Windows Phoneの最新バージョン 7.5「Tango」は6月上旬にリリースされると、匿名の情報筋としてwpcentralが伝えています。

 搭載メモリ256MBのデバイスに最適化されると言われている「Tango」は、マイナーアップデートとして位置づけられています。それを象徴するかのように、7.5を「Tango」と呼ぶのは俗称にすぎず、マイクロソフトは正式な名前を与えていません。

 Windows Phoneは戦略として新興市場もターゲットにしており、安価でハードウェアスペックが低い端末であっても快適に動作するように、徹底的にブラッシュアップされていると言われています。それが前述した「256MBのデバイスに最適化されている」といった事に繋がっているのです。

 例えば、アジア向けに先行投入されるノキアの「Lumia 610」は Windows Phone 7.5を搭載したモデルですが、800MHz駆動のCPU、256MBのメインメモリといったように、Android端末におけるミドルレンジモデルと比較しても低いスペックで構成されています。AndroidやiOSがよりリッチな方向でハイスペックを要求するのに対し、Windows Phoneはその逆もカバーする方策を採っています。

 メジャーアップデートに該当するものはWindows Phone 8であり、本命はそちらとする見方もありますが、「Tango」はWindows Phoneのマイルストーンを読み解くのに重要なアップデートと言えるのではないでしょうか。

[wpcentral]