インテル、ノートPC向けIvyBridge発売 ウルトラブックの条件も変更

米インテルは31日(現地時間)、「Ivy Bridge」で知られる第三世代Core iプロセッサのモバイル版を発売しました。デュアルコアを中心に8種類の新しいラインナップがIvy Bridgeファミリーに加わります。

今回発売されたのはモバイル向け「M」シリーズと、超低電圧版「U」シリーズの2種類になります。以下にEngadget英語版に掲載されているモデル表を掲載します。

上画像に記載されているのがモバイル向けの「M」シリーズ。もっとも高性能な「i7-3520M」を筆頭に、2.9GHzのデュアルコア(TB時3.6GHz)、TDP35Wとエコ仕様になっています。

こちらの画像に記載されているものが超低電圧版の「U」シリーズです。いわゆる「ウルトラブック」に搭載されるシリーズであり、もっとも高性能な「i7-3667U」が2GHzのデュアルコア(TB時3.2GHz)、TDP17Wと、低消費電力に優れた仕様です。

注目すべき点としては、インテルは「ウルトラブックの定義」を改訂したことです。従来規定されていた条件に、3つの新たな条件とオプションが加わりました。

  • お気に入りアプリケーションの高速起動機能
  • USB 3.0またはThunderboltのどちらかを搭載
  • Intel Identity Protection(Intel IPT)とAnti-Theftテクノロジーの搭載
  • オプション条件として、タッチスクリーン、WiDi(無線ディスプレイ)、Intel Smart Connect、GPS、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー

従来は厚みや軽さ、駆動時間などが定義されていましたが、そのほかにも利便性やセキュリティを考慮した条件が課されることになりました。

オプション条件は非常に興味深いもので、タブレット端末やスマートフォンに押されるPC市場にとって、PCとそれらの境界を曖昧にすることでしょう。

従来、CPUアーキテクチャの違いで語られることが多かったものですが、物理キーボードがついているか否かが分かれ目になる時が来るかもしれません。

なお、新型のMacBook ProにはMシリーズ、MacBook AirにはUシリーズが搭載されるものとみられます。気になるグリス問題ですが、こちらはヒートスプレッダが元々付いていないので安心して良いものと思われます。

[SlashGear]
[Engadget]

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