富士フイルム、3D立体物の街角プリント参入を検討

「富士フイルム+3Dプリント」といえば立体視の飛び出る写真を連想してしまいますが、今回の「3Dプリント」は造形物の立体プリントです。どういうものかというと、下画像のよう造形物を製造する技術です。

かつては夢の技術と思われていた「3Dプリント」も現実のフェーズに突入しており、玩具や各種部品、オブジェなどを現実の物としてプリント出来るようになりました。その他には医療分野でも活躍しているなど、無くてはならない存在になりつつあります。

その一方で導入するには敷居が高く、定期的なメンテナンスコストも含めると個人が気軽に利用するという感じではありません。そんな状況に目を付けたのが富士フイルム(オーストラリア法人)。

富士フイルムと写真プリントが歩んだ道をいまさら説明するのは失礼な程ですが、「フジカラー100年プリント」で一世を風靡した富士フイルムは新たなプリントの形を模索しているようです。

もちろん、今の富士フイルムといえば、堅実な事業運営で技術の活かし方と残し方を心得ている企業ですので、これがポスト写真店の延命策的な意味合いは少ないものと思われますが、プリントというキーワードを通じて新たな楽しみを提供するという視点は面白いものではないでしょうか。

富士フイルムオーストラリアの広報担当者によると、現在は構想段階なのでどのような形で実現するのか決まっていないとのこと。写真や想い出と共に、世界でただ一つのオリジナルアイテムを贈れるならばそれはそれで素晴らしいことかもしれません。

となると、将来的には「着色」に関しても盛り上がりを見せそうな気がします。アニメ系フィギュアで技術を蓄えた中国の着色職人が、いずれ枯渇するようなことがあるかもしれませんね。

[SlashGear]

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