iOS6から搭載される3D地図のおさらい

9to5Macが、iOS 6から搭載される3Dマップについて検証(!?)を行っていましたのでご紹介します。


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以前お伝えしましたように、新しい3Dマップは2009年にアップルが買収した「C3 Technologys」社の技術が利用されています。実は、C3社の技術はノキアが提供する「Nokia Maps」にも使われており、ブラウザにプラグインさえ入れれば今すぐにでも体験することができます。iOS 6を待たずに試すことができるので、とても気になっている方はぜひ体験してみてください(→移動)。

さて、上の画像はNokia Mapsとアップルの3D地図を比較した画像です。がノキア、がアップルです。一見すると、どこか似ているようでも別の撮像データが使用されているように思えます。

ところが、右端に駐車されている車の並びをご覧ください。白・赤・黒…と同じ並びだけでなく、車種も同じようです。また、ライラック色の服を着た人がiPadを持つ看板も同じであることが分かります。

このことから、9to5Macでは同じ撮像データが使用されており、iOS 6の3DマップもC3社の技術が採用されているとみています。なお、撮影されたタイミングは2年前位ではないかとしています。

ただ、注目すべきことに「道路に走行中の車が存在していない」という違いがあります。この事に関して、Google Mapsがストリートビューで行っている「顔」「ナンバープレート」をぼかすようなプライバシー配慮的なものなのではないかとしています。

個人的には2つの大きな理由があると見ています。

どちらも同じ位大切で、1つは見た目の美しさです。道路に走行中の車が存在しないことで煩雑な印象を与えません。2つ目は撮影されることに対する「気味の悪さ」を出来る限り排除する目的があると考えています。

写真というのは、静止画ながらも「動き」が取り入れられると躍動感やリアリティが増します。プロのカメラマンなどはそういったもの効果的に取り入れたり、逆に一切取り除いたりすることで素晴らしい写真を世に送り出しているのです。

動く車を消し去ることでリアリティを取り除き、非現実的な印象を与え、盗撮のような悪い印象を出来る限り与えない目的があるのではないかと考えています。

現在のiOS 6 Beta 3では、ロサンゼルス・サンディエゴ・メンフィス・デンバー・コペンハーゲン・モントリオール・サンフランシスコ沿岸部・ラスベガス・シドニー・メルボルン・シカゴ・マイアミ・シアトル・サクラメントの都市で3Dマップに対応しています。それ以外にもデータとして存在している都市がロンドン・バルセロナ・ミラノ・プラハ・トロント・ヴェネチア・ボストン・オスロ・ウィーンです。

残念ながら今のところ「東京」はありませんが、正式版の際には実装されていることを望みたいところです。iPhone5では4インチのディスプレイも搭載されると見られていますので、より大きくなったディスプレイで空中散歩をしてみたいものです。

[9to5Mac]

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