iPhone5にNFCは搭載されないかも

米国の週末、iPhone5関連のニュースで最もにぎわっているのが「モバイル決済」です。発端はウォール・ストリート・ジャーナルが掲載した、アップルはモバイル決済に消極的であるという報道。

モバイル決済とは、日本でいうと、FeliCa端末をかざしてジュースを購入したり、ニュー・デイズ(駅コンビニ)で支払ったりできるサービスのこと。おつりも出ないし、決済も早いので急速に普及しています。

WSJによると、どうやら、アップルは現段階ではモバイル決済に踏み込む意志はないようで、新分野に踏み込む時は様子を見る傾向があることが同社の特徴だとしています。確かに、iTunesも先にサービスを行っていた企業は複数存在します。

アップルはモバイル決済参入について非常に深い検討を行っており、BluetoothやNFCを使った決済方法も検討されたとのこと。ただし、NFCチップとアンテナを搭載すると消費電力が高まりバッテリーの持続時間が減少すると心配されたようです。また、小売店にNFC端末が普及するまでに3年~4年かかるという点も懸念事項に挙がった模様。

最高財務責任者のピーター・オッペンハイマー氏は、NFCよりもインターネットを採用した新しく・信頼できる技術はないのかと尋ねたとしています。また、フィル・シラーは、クレジットカードによる直接決済を採用した場合、小売業者とのトラブルの矛先がアップルに向くことを懸念しているようです。

iOS 6では「パスブック」という、航空チケットや店舗ポイントカード、映画のチケットなどを電子管理できるアプリが搭載されることが発表されており、WSJは最終的に二次元バーコードをかざす方式の「パスブック」がアップルの答えだとしています。

ただ、正直なところどうなのでしょうか…と個人的に思います。「パスブック」とNFCの相性は抜群ですので、ソフトウェア面の「パスブック」をiOS 6の新機能としてWWDC 2012で発表し、iPhone5の発表時にはハードウェア面のNFCを発表するのではないかと考えています。

ただ、航空機の最終搭乗手続きのターンスタイル端末には、二次元バーコードリーダーが標準搭載されている程度の時代ですので、やはり、二次元バーコードを表示するタイプの「パスブック」が答えなのかもしれません(二転三転して申し訳ありません)。

[WSJ]

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