サムスンのiPhone模倣を比較で振り返る 判決は正しいのか?

上の画像は今回の訴訟で焦点となったiPhone 3G(左)とGalaxy S(右)の比較画像です。このサムスン製端末Galaxy Sに対してiPhoneのデザインを模倣している(特許を侵害している)との判断が下りました。

訴訟では、iPhoneが発表される「前」と発表された「後」でサムスンの端末にどれほど変化があったのかが争点となりました。

iPhoneを境に大きな変化を見せる端末デザイン

上記資料はiPhoneに関するデザイン特許(D’087)を侵害していると判断された端末を羅列したもの。8つの端末がiPhone 3G/3GSのデザインを模倣していると判断されました。

同時期にリリースされたソニー・エリクソン製Xperiaが下記の画像です。iPhone 3G/3GSとはデザイン的に乖離しており、同じ時期に作られた端末全てがiPhoneに似てしまうということは決してありませんでした。裁判ではその点についてもアップル側の主張として採用されています。

同時期に発売されたソニー・エリクソン製Xperia

また、「電話」「Photo」「iTunes」「Clock」などのアイコンが模倣されている点も争点となっています。下記がその資料です。


iPhone発表後にアイコンデザイン変更

メインの画面にアイコンを配置するというiPhone特有のUIが認められました。裁判の中では、サムスンのデザイナーが苦心してアイコンをデザインをしたという証言(ストーリー)を繰り広げた後に、アップルがそれを否定する証拠を提示して陪審員団の心象を損ねたとも言われています。

今回紹介したものはほんの一部ですが、これらの過程を経て今回の判決に至りました。判決では模倣したと判断されたわけですが、みなさんはどのように考えますか?

[BGR]
[THE VERGE]

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