DigiTimesは2日(現地時間)、米アップルが、サムスンから供給されるiPad向け液晶パネルの割合を減少させ、代わりにシャープとLGディスプレイの2社を増やしていると報じています。

情報によると、2012年第3四半期には新型iPadとiPad2を合わせて、1,950万枚の液晶パネルが出荷されるとのことです。

  1Q12(E) 2Q12(E) 3Q12(F)
iPad 2 6.0 4.0 3.5
new iPad 7.0 15.0 16.0
合計 13.0 19.0 19.5

iPad向け液晶パネルの出荷台数 (単位:百万枚) via DigiTimes

この中で、従来のアモルファスシリコンを用いた液晶と、酸化物半導体「IGZO」を用いた液晶の2種類が混在しているのですが、シャープから供給されるIGZOパネルの割合を増やしているとのことです(LGについては特に言及なし)。

この件に言及しているBGRは、世界各地で繰り広げられる「アップル vs サムスン」の特許裁判が影響しているのではないかと指摘しています。

かねてから、「IGZOを採用したiPad」と「非採用のiPad」の間でバッテリー持続時間などに差が出てしまうため、あえて性能を調整してスペックの均一化を図っているとされていました。仮に、シャープによる供給増加の流れに合わせてiPadの「マイナーチェンジ」が実施されれば、より軽く・バッテリーが長持ちするiPadが登場するかもしれません。

iPadのマイナーチェンジは業界に精通する人の間で既成事実のように扱われており、恐らくiPad mini発表と同時に行われるものとみられています。

[DigiTimes via BGR]

2012/08/03 15:42 JST/GMT+9
初稿時、表の単位において「万枚」としていましたが、正しくは「百万枚」の誤りです。お詫び致しますと共に、訂正させて頂きます。