iPhone5にNFCチップの搭載を確認

iPhone5にNFCチップの搭載が確認されました(ほぼ間違いなく)。NFCは日本で普及している「おサイフケータイ(FeliCa)」の海外版のようなものです*注。

2012/8/28 11:09 JST/GMT+9
追記: iPhone5におサイフケータイが搭載されると記載しているサイト様が御座いますが、現段階では明らかになっておらず、「搭載されない」と見る方が妥当です。注記にも記載しているように、NFCは近距離無線通信の総称であり、「おサイフケータイ」サービスが利用しているFeliCa規格もNFCというカテゴリの一部ではありますが、セキュリティ機構などにおいて全く別物といって良い程違うものです。

主に日本地域で広く使われているFeliCa規格にiPhone5が対応する可能性は限りなく低く、NFC TypeAまたはTypeBという運転免許証やタスポに採用されている規格と同様のものが搭載されるだけであると考えるのが妥当ですので、ご注意下さい。

この情報は、匿名ソースから流出したiPhone5上半分の部品群(フロントパネル・液晶パネルなど)から明らかになりました。赤枠で囲われた部分がNFC関連部品とみられるもの。

iPhone5の背面は「ツートン」仕様であると言われていましたが、中央部分はアルミ合金であるのに対して、上下部はガラス素材で出来ていることが判明しています。金属は電波を遮蔽する性質があるため、NFCチップに当たる部分はガラス素材を用いた可能性があります。

上側のガラス部がNFCの為であることはほぼ確定しましたが、問題は下側ガラス部の使い道。下側は「ワイヤレス充電」に使われる可能性があります。

iOS 6からは「Passbook」というNFCと相性抜群の機能が提供されますが、NFC搭載がほぼ確定したことでさらに便利な機能となりそうです。まずはスターバックスの会員証や航空機のチケットレス搭乗券、MLBの観戦チケットなどに採用されるものとみられます。

また、NFCを採用したことで「電話番号・アドレスの交換」をNFC経由で行うことが可能になるかもしれません。

iOS6の新機能Passbookでは航空券、会員証、
観戦チケット、飲食店の割引券などをiPhoneで管理できる

なお、日本におけるNFCの普及についてですが、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社がNFC利用促進のための団体を立ち上げており、端末側の整備に加えて利用先の拡大を進めていくとしています。また、先日お伝えしたように日本航空(JAL)がNFC対応のチケットレス搭乗券システムの整備を発表しています。

iPhone5にNFCが採用されることで、日本地域においてもNFCの利用シーンが拡大するものと思われます。

*注 NFCは近距離無線通信の総称。おサイフケータイが利用しているFeliCa規格もNFCの一部であるが、便宜上簡略化して記述している。

[Phone Arena]

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