米ウォールストリートジャーナル系ハイテクメディア「AllThings D」は28日(現地時間)、アップルの独自地図が、低品質な状態でリリースされた件に関するティム・クックCEOの謝罪文を掲載しました。

「アップルはお客様に最高の体験を提供し、世界で一流の製品を作るために努力しています。先週リリースした新しい地図はこの約束が不足していました。」と前置きした上で、「お客様に多大なご不便をかけたことを非常に申し訳なく思います」と述べています。

独自地図への移行理由については、「時が経つにつれて、音声ナビゲーションやSiriとの統合、フライオーバーやベクトルベースのマップなどを含む、より良い地図機能をお客様に提供したいと考えました。これを行うために、私たちは土台から新しいバージョンの地図を作り上げる必要がありました。」としています。

その上で、BingやMapQuest、Wazeのようなサードパーティーの地図アプリや、Google maps・Nokia mapsのWeb版ショートカットをホーム画面上に作成するように具体名を挙げて促しています。

「恥じることなく、信じられないほど高い水準になるまで、ノンストップで働き続けます」と、早急に改善する旨を宣言しています。

サードパーティーアプリや、Web版Google mapsの使用を促すのは異例の事態ともいえる状況ですが、ノンストップで働き続けてどの程度改善されるのか注目されます。とりあえずは、アップル側の不手際を認めた形ではありますが、アップルによるGoogle mapsベースの地図アプリは復活しないようです。

[AllThings D]