iPhone5、高負荷時には1.2GHzで駆動 GPU性能は現行iPadとほぼ同じ

AnandTechは21日(現地時間)、iPhone 5の性能レビューを掲載しました。それによると、負荷に応じてCPUの駆動周波数が800MHz~1.2GHzの間で可変することが明らかになり、GPU性能は第3世代iPadと同等であることが判明しました。

上の画像が駆動周波数の変化を示したものです。左が「ARMv7 @ 743MHz」であるのに対して、右は「ARMv7 @ 1.20GHz」と変化していることが分かります。駆動周波数を変化させること自体は広く一般的なことで、バッテリー寿命とパフォーマンスのバランスを取る狙いがあります。

その他にも性能を可変する仕組みを導入しているようで、LTEや3Gなどのネットワークに接続した状態と、何もネットワークに接続していない状態では10%程度の性能変化があるとのことです。

上画像・左側がWi-Fiのみに接続した場合。右側がAT&TのLTEネットワークに接続した場合です。約11%ほどスコアに差が生じています。これらがどのような仕組みで実現しているのか詳細は明らかになっていませんが、全体の消費電力をモニタリングしてパフォーマンスを制限しているものと思われます。


現時点におけるBrowserMarkとSunSpiderの結果は以前お伝えした通りです。なお、Galaxy S3にAndroid 4.1(Jelly Bean)が配布された際にスコアが変動する可能性があります。

GPUは既報の通り「PowerVR SGX 543MP3」を搭載しています。ちなみに、第3世代iPadは「PowerVR SGX 543MP4」です。AnandTechに掲載されている多数のGLBenchmarkの結果のうち、フィルレートの結果を示したものが上の画像です(iPadはiOS 5.1)。1秒間に描画できるピクセル数を示したフィルレートでは現行iPadが上回ります。iPhone 4Sと比較すると約2倍の性能です。

掲載は差し控えますが、この他にもAnandTechには多数の結果画像が掲載されています。Egypt HDのオフスクリーンでは韓国LGの「Optimus G(Snapdragon S4 Pro/Adeno 320)」がiPhone 5を上回るなど、なかなか面白い結果が出ていますので、ぜひご覧ください。

iPhone 5は4Sと比較してバッテリー容量ほとんど変わりませんが、パフォーマンスと消費電力性能のバランスが非常に良く取れた端末のようです。ブラウザにおける性能が大幅にアップしていますので、常に使うシーンにおいても性能向上を体感できるものと思われます。

[AnandTech]

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