米テキサスインスツルメンツ、スマホ向けチップから離脱する準備を開始

ロイターは25日(現地時間)、「OMAP」シリーズなどでおなじみのテキサス・インスツルメンツ社(TI)が、スマートフォン向けチップから離脱して、自動車や産業用機器の市場へシフトする方針であることを伝えています。

スマートフォン向けチップは、業界最大手のクアルコムとサムスン電子の2社が他社を引き離しており、スマートフォン市場の推移を考慮しても積極的に投資するには値しないと判断しているようです。より収益性の高い自動車や産業用機器へのシフトを行うことで、安定した成長を狙うものとみられます。

同様の取り組みはNVIDIAのTegraシリーズでも行われており、スマートフォン向けチップはクアルコムとサムスンの2社が支配する可能性が出てきました。(注:NVIDIAの場合はシフトすると宣言している訳ではなく、自動車分野にもアプローチする取り組みを行っている)

組み込み向け市場の成長は、急速に成長する無線機器市場よりも遅くなるが、「より安定して収益の高い長期的な事業を産み出すだろう」とTI幹部は述べたとのことです。

半導体の老舗メーカーが創立100年目に向けて、持続ある企業を実現するために新たな一歩を踏み出すことになりました。この方向転換の速さから見習うことは多いかもしれません。

[ロイター via Android Central]

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