米アップル、次世代iPhoneにNFCと指紋認証を合わせた電子マネーの導入を検討か

オーストラリアの全国紙「THE AUSTRALIAN」は2日(現地時間)、指紋認証ソリューションを提供するMicrolatch社とアップルが、指紋認証技術の利用に関する契約を結んだと報じています。

電子マネーと指紋認証を組み合わせることで、セキュアな電子マネー機能を提供すると見られており、次世代の「iPhone5S」または「iPhone6」などに、NFCと指紋認証機能を搭載する可能性が出てきました。

Microlatch社は、自己登録型の指紋認証に関する特許を保有しており、銀行のセキュリティレベルを満たすことが可能とされています。今回の取引に関する詳細は多くは残っていないものの、高速かつ安全な電子マネーを実現するために、NFCと連携して用いられる生体認証技術をアップルは探しているようです。

Credit:Microlatch

iPhone 5にNFCが非搭載だった理由として、アップルのフィル・シラー氏は「(NFC代替アプリの)Passbookは今日必要とする機能を提供している」と述べており、現時点ではPassbookで十分であるという考えを示しています。ただし、それが1年後、2年後になり、指紋認証というセキュアな認証技術と結びつくと話が変わってくるものとみられます。

また、米ウォール・ストリート・ジャーナルが7月に報じた記事では、アップルの最高財務責任者ピーター・オッペンハイマー氏がNFCのセキュリティに対して懸念を示しているという内容が掲載されています。記事はiPhone 5発表前のものでしたが、NFCが搭載されない理由も搭載されなかった事実も記事通りなので、非常に正確な内部リークであった可能性があります。

これらのことや、買収済みの指紋認証関連企業「AuthenTec」が2013年からアップル独占供給になるとの情報、そして今回の契約の報道を加味すると、次世代iPhoneにこれらの技術を搭載する予定があるのではないかと推測されます。

[Apple Insider]

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