どのメーカーでもNexus端末を発売できる認定プログラム開始の噂 新OS「Android4.2」は11月発表か

Android and Meは3日(現地時間)、現時点では噂であるとしながらも、内通者からの情報などを加味した次期Nexusデバイスと、新しく始まる「認定プログラム」についての記事を掲載しました。それによると、従来Nexus端末は一年ごとに1メーカーから発売されていましたが、この体制が改められることになりそうです。

新しく始まる認定プログラム「Nexus プログラム」では、厳格に標準準拠した端末であればどのメーカーであってもNexus端末を発売できるようになるとしています。

記事中では基準の一部について触れられており、メディアストリーミングに使用するセキュリティ保護された64MBメモリの基準や、カスタムUIスキンは「カスタマイズセンター(新機能)」の一部としてのみ許可されるといった基準が掲載されています。NTTドコモなどがフィーチャーフォン向けに提供していた「きせかえツール」のような、グラフィックの変更程度に限られるのかもしれません。

なお、2013年秋までにリリース予定である「Android 5.0」をサポートするために追加のハードウェア要件(基準)が加えられるとしています。

この他の情報としては、4つの独立した情報源からの情報として、LG電子は「Optimus G」をベースとしたNexus端末「LG Optimus G Nexus」の発表イベントを、11月にグーグルと共同で開催するとしており、その場で「Android 4.2」も発表されるとしています。情報源によると、LG製Nexus端末の名称は左記で確定しているようです。

Android 4.2は小粒な変更に留まるとしており、「バッテリー管理の改善」「新バージョンのPlayストア」「カスタマイズセンター」といった機能が追加される程度であると見られます。UIについてはAndroid 4.1と殆ど変らないとしていますが、ホーム画面がタブ形式に変更されるとしています。

このような変更を短いスパンで行うために、Nexus端末はメーカー独自のUIを許可せずにスキン程度の変更に留める狙いがあるとみられます。

これらの情報を複合的に加味すると、従来とAndroid端末の概念が大幅に変わる可能性があります。具体的には、最新のAndroid OSを使うのであれば非開発者であってもグーグルが直接販売する「Nexus」端末を購入する必要があり、キャリア向けに販売されるAndroid端末はOSバージョンアップが期待できない端末である、というような変更です。

この概念が適用されることで、各メーカーはフラグシップ機を好むユーザーに対して「Nexus」というブランドを通じて端末を販売するメリットが生まれ、キャリア向けモデルのOSバージョンアップにかかるコストを大幅に減少させることが可能になるとみられます。また、グーグルにとっても大きなメリットがあり、Nexus端末には即日新OSを配信するといった事を可能にすることで、「アップデートが遅れるAndroid」というイメージを変える事が出来るかもしれません。

端末の分断化やOSアップデートコストの問題が叫ばれるAndroidですが、この方式は上手い形に収まったようにも思えます。その一方で携帯キャリアにとっては非常に “不味い” 形となりそうです(アップデートとサポートのコストを考えると案外おいしい話のようにも…)。

日本の場合はSIMフリー端末に対する料金面のデメリットが大きい為、キャリア側がどのような対応をするのか注目されます。

[Android and Me]

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