FCC、航空機離着陸時にモバイル機器の使用を許可するように要請 ―FAAに対して

米国における通信等の規制を行う連邦通信委員会(FCC)の会長は6日(米国時間)、米国における航空機の安全運航を管理する連邦航空局(FAA)に対して書簡を送り、離着陸時にスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器を使用できるように制度を見直すよう促しました。

FAAは世論からの強い要望を受けて、今年8月に「離着陸時にモバイル機器が航空機に及ぼす影響」を検討する専門員会を立ち上げていますが現時点では特に動きがありません。FAAは航空機事故を防止する組織であるために非常に慎重であり、業を煮やしたFCCが書簡を送るに至ったものとみられます。

とはいえ、世界中の航空会社が導入する航空機のメーカーには、有名なボーイング、エアバスの他にも中距離向けのメーカーなど多数存在しています。さらにその中でも型式が異なる機種が多数存在しているため、一概に1機種が大丈夫だから全て大丈夫であるとは言えません。

FAAは世界的な航空安全組織における指標としての役割も果たしており、FAAの勧告をきっかけとして世界的に安全体制が見直されることが多々あります。

したがって、FAAが離着陸時の使用を認めれば世界的にも波及していくことが十分に考えられますが、国によって使用可否が異なると利用者側としては混乱の元になりかねません。刑事罰の対象となる可能性もあるだけに、明確なルール作りが必要となりそうです。

[THE VERGE]

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