米アップル、インテルとの合弁会社設立を協議か ―半導体製造で

Droid Guyは2日(現地時間)、RBC Capital Marketsのアナリストを務めるダグ・フリードマン氏の報告として、米アップルとインテルが半導体製造を行うジョイントベンチャー設立に向けて協議を行っていると伝えています。

情報によると、アップルとインテルは半導体製造に関する新たな関係について検討を重ねており、iPhoneやiPad向けに搭載されるARMアーキテクチャのプロセッサをインテルが製造する可能性を指摘しています。

なお、インテルはそれと引き換えに、x86系プロセッサをアップルの次世代製品に搭載することを要求しているようです。この次世代製品が何を指すのか具体的な名前は示されていませんが、可能性としては「Apple製テレビ(通常:iTV)」などが考えられます。また、アップルが “脱インテル” を行うとも言われていますので、Macに今後もx86系CPUを搭載してもらう見返りの可能性もあります。

アップルの「A6」や「A6X」といったプロセッサは韓国サムスン電子が全数を製造していますが、両社は各国で特許訴訟を繰り広げており、最近ではAシリーズプロセッサの設計フェーズからサムスンを排除したとも伝えられるほど関係が悪化しています。

台湾TSMCが次世代「A7」プロセッサを製造するとも報じられていますが、TSMCの供給能力ではアップルが要求する年間10億個ものプロセッサを製造するのがやっとの状況であり、TSMCの既存顧客であるクアルコムやNVIDIAにチップを供給することが不可能になってしまいます。

このような状況に対し、インテルの製造能力はアップルの需要を遥かに上回っており、安定した供給元として機能を果たすことが出来ます。x86系プロセッサがメインの商品であるインテルとしては、ARM系プロセッサの製造には大きな対価が必要であると考えているようで、その条件としてアップルの次世代製品にx86系プロセッサの搭載を要求しているとのことです。

[Droid Guy]

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