NTTドコモ、Xiの通信速度を現行5倍に引き上げ ―2014年より

日本経済新聞は31日、NTTドコモがLTEサービス「Xi」の通信速度を現在の5倍にあたる187.5Mbpsに引き上げると報じています。速度の向上は、2014年度から2015年度に全国主要地域で行われるとしており、新しい速度に対応するには対応端末が必要ですが、データ通信料金は現在と同一にするとのことです。

LTEは使える周波数の帯域幅に応じて通信速度が変化するため、現在、3G通信に割り当てられていた帯域幅を段階的にLTEへ割り当て、通信速度を向上させる計画であるとしています。

ドコモは従来、2100MHz帯の周波数で「下り通信速度37.5Mbps(一部地域では75Mbps)」のLTEサービスを行ってきました。そして2012年11月より800MHz帯と1500MHz帯を追加し、Xiの通信速度を112.5Mbpsへ高速化しました(東名阪では2014年春より開始)。今回の報道によると、これに加えて2014年からは1700MHz帯でのLTE通信サービスを開始し、最大187.5Mbpsまで引き上げるとしています。

ライバル他社も速度向上に取り組んでおり、auは9月から「au 4G LTE」として75MbpsのLTE通信サービスを開始しており、2013年度上半期には112.5Mbps、さらに2013年度~2014年度には150Mbpsまで高速化すると発表しています。

ソフトバンクモバイルも9月から75MbpsのLTE通信サービス「SoftBank 4G LTE」を開始しています。イー・アクセスは「EMOBILE LTE」の呼称で75MbpsのLTE通信サービスを開始しており、1700MHz帯の追加割り当てを受け次第、150Mbpsへと高速化すると発表しています。

今回判明したNTTドコモの下りの速度187.5Mbpsは、各キャリアのLTE高速化計画の中では最速のものであり、加熱するLTEの速度競争で優位に立つ狙いがあると見られます。

[日本経済新聞]

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