次世代検索ついにきた!米グーグル、Googleナレッジグラフを日本にも導入

グーグルの検索関連情報を発信する公式ブログ「Inside Search」は4日(現地時間)、同社が一部地域で提供する「ナレッジ・グラフ」を今後数日の間に、日本、ロシア、ポルトガル、イタリア、スペイン、フランス、ドイツの各種言語に導入すると発表しました。

ナレッジ・グラフは次世代の検索とも言われており、検索者の意図に応じて検索結果を変化させる機能です。

機能の1つに、単語の意味を理解して関連するデータを結果として表示する機能があります。例えば「白鵬」を検索した際に、白鵬に関する所属部屋や横綱であるといった情報、体重、生年月日などのデータが検索結果として表示されるようになります。左記は「単語の意味を理解する機能」ですが、ナレッジ・グラフはそれにとどまりません。

例えば、同じ単語でも2つ以上の意味を持つものが複数存在しますが、ナレッジ・グラフではそれを判別することが可能になります。グーグルは場所などの各種データ(その他は非公開であるが、おそらくGoogle Nowが収集した嗜好・行動データなども将来的に利用するものと思われる)を基に、どの意味を指す単語であるのか判別を行うとのことです。

仮に「東京タワー」と入力した際に、それが建造物の東京タワーを指すのか、それとも映画「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」の略語で入力されたものなのか識別するといった具合です。推測した結果よって東京タワーの公式ページを1番上に表示させるのか、それとも映画の公式サイトを1番上に表示させるのか、といった具合に変化します。

さらには、人物や物事の事象、各種名詞を基に関連するデータを表示する機能も加わります。例えば、「夏目漱石」と検索した際に「坊ちゃん」の青空文庫へのリンクや、配偶者・末裔の情報、千円札に関する事柄などが関連情報として表示されるようなものです(実際に表示されるかは不明ですが、概要として提示しています)。対応する単語は5.7億ワード、単語同士の関係性定義は180億も超えており、まさに無敵の雑学王そのものです。

この機能を実装するために、日本語版のGoogleにおいても検索結果レイアウトのリニューアルが行われています。左側に存在した検索オプションが上部に移動するなど、若干使い辛さが否めませんが、ナレッジ・グラフを実装するための変更であったようです。

[Inside Search]

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