日本経済新聞は26日、韓国サムスンとLG電子の両社が2012年中に発売するとしていた「有機ELテレビ」の販売を2013年前半に延期すると伝えています。サムスンは過去にも、発売するとコメントした後に結局発売しないといったことが何度かありました。

今回の発表は大々的に行われ、価格までも具体的に発表されたことから「今回こそは流石に出てくる」といった感じでありましたが、結果的には「今回も延期」になってしまったようです。

有機ELテレビは液晶テレビに次ぐ新たな薄型テレビとして期待されており、バックライトを使わずに素子自体が発光するのが特徴です。その一方で青色(RGBのB)の寿命が著しく低下するといった問題や、製造難易度が極めて高いといった難点も抱えています。

日経新聞によると「歩留り率の低さ」が原因で延期されたとしており、現段階のまま仮に発売したとすれば「売れば売るほど赤字になる(日本経済新聞)」としています。

一方で、日本勢も有機ELテレビ開発に本腰を入れることが伝えられており、パナソニックとソニーが共同でテレビ用有機ELパネルを開発すると発表しています。サムスンとLG電子の発売延期により、いよいよ日本勢にもチャンス到来といった形になりそうです。

[日本経済新聞]