MSN産経ニュースは22日、住友化学が来年にも、スマートフォン向けタッチセンサーパネル工場の生産能力を倍近く引き上げると報じています。

これは住友化学が明らかにしたもので、韓国子会社「東友ファインケム」を通じて、韓国内の工場に数十億円規模の投資を行うとのことです。同工場は生産した全量をサムスンに供給しており、今回の投資計画もサムスン側からの要望に応じたものであるとしています。

サムスンは、主力機種「Galaxy」シリーズなどの売上が世界的に好調で、2012年の携帯電話の年間出荷台数(暫定)シェアで首位の29%を獲得(米調査企業IHS iSuppli 2012年通年調査)。さらなる売上拡大を見込んで、タッチパネルセンサーの増産を要望したものと思われます。

現在、iPhone 5やXperia AX/VLなどの液晶パネル採用機種を中心に「インセル型」タッチパネルが流行していますが、現在の有機ELはインセル型では無い為タッチセンサーパネルの部品が別途必要となります。

Credit:株式会社ジャパンディスプレイ

有機ELは液晶につぐ次世代ディスプレイと言われてきましたが、ここ最近は液晶パネルの進化が著しく、押され気味になる場面も増えてきました。前述したインセル型液晶パネルもその一つで、従来よりも軽薄化と明るさの向上を実現ました。また、シャープなどが重点的に取り組む「IGZOパネル」は低消費電力であることが特徴で、ジャパンディスプレイは5インチでフルHD表示(1920×1080ドット)に対応した液晶パネルを製造しています。

有機ELもインセル化を目指すとの話もあり、2013年はスマートフォン向けディスプレイの主導権争いが過熱しそうです。

[MSN産経ニュース]

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