米アマゾン、iPhone・iPod touch向けにMP3ストアを開設

米アマゾンは17日(現地時間)、iPhoneやiPod touch向けにMP3ストア「Amazon MP3」を開設しました。

購入した楽曲はAmazon Cloud Playerアプリで再生でき、Android搭載スマートフォンやタブレット端末、同社が販売するKindle Fireでも聴くことができます。MP3ストアで購入した楽曲の管理はAmazon Cloud Playerで行いますが、同サービスで保存できる楽曲数の上限数(フリー版は250曲、プレミアム版は25万曲)にはカウントされません。

アマゾンMP3ストア

現在、米アマゾンで配信されている楽曲数は全23ジャンル合わせて約22万曲にのぼり、日本のアマゾンと品揃えに差はあるものの、邦楽も含まれています。価格はアルバムで5ドルから14ドルほど、一曲単位では70セントから約1ドルと、大変手頃な価格設定となっています。

注意すべき点としては、楽曲の販売方法がSafariブラウザ経由によるダウンロードであるところです。このような複雑な手法をとる理由には、アプリ内課金での収益をアップルと分け合う制度が影響していると思われます。

マイクロソフトが提供するSkyDriveでも同じような問題が起きていると伝えられていますが、アプリ内課金による販売は、アップルに収益の30%を支払う必要があります。仮に楽曲販売料の30%をアップルに収めた場合、利幅の小さい音楽配信では赤字販売になってしまうことは明白です。そのため、このような販売方法をとったものと思われます。日本でもmusic.jpやmoraなどはApp Storeアプリを介さずに販売することで、楽曲購入によるアップルへの手数料が発生しないようにしています。

ちなみに、今回発表されたiOS用のMP3ストア「Amazon MP3」は米アマゾンでのサービスであるため、日本のアマゾンアカウントでは利用できません。音楽や電子書籍などのサービスは日本での展開が遅れる傾向にありますが、ユーザーの利便性を考慮して日本でも早期に提供されることを願います。

[CNET]

2013/01/19 17:02 GMT+9
一部誤解を招く可能性があるため、『MP3ストア』という表現を『今回発表されたiOS用のMP3ストア「Amazon MP3」』と改めました。

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