グリー、一部未成年者に超過課金。超過金額は約2800万円にも

「ケータイWatch」によると、ソーシャルゲームの運営で知られるグリーは、未成年者の一部における「ゲーム課金額の上限設定」を誤り、上限額を超えて請求していたことが分かりました。

ゲーム課金額の上限設定を誤っていた期間は昨年4月26日から9月7日の4カ月間以上に及び、フィーチャーフォン向けに提供している「GREE」サービスでクレジットカード決済が設定されていた場合に、未成年者向けの課金上限額設定が機能せず、上限額を超えて決済が可能になっていたとのこと。原因はシステムの不具合にあり、現在は不具合を修正した上で再発防止策も施したとしています。

同社は昨年4月より、15歳以下は5,000円、16歳から19歳は1万円の課金上限額を設けていますが、今回の不具合ではどちらの設定も反映されていなかったとのことです。超過課金額の合計は2811万4470円にのぼり、対象ユーザー数は733名。今回判明した対象者は10歳から19歳までですが、10歳未満のユーザーへの超過課金については今後精査し、影響の範囲に変更が認められた場合には公表するとしています。

同社では、不具合と超過課金の内容についてウェブサイトやGREE内で告知し、対象となるユーザーには個別に連絡を行うとのことです。また、問い合わせや申し出があった場合には手続きに従って超過分を返金するとしています。

ソーシャルゲームにおけるゲーム内課金については数年前から社会問題化しつつあり、昨年7月には消費者庁より高額課金の温床となっていた「コンプガチャ」の禁止を求める指導が、グリーをはじめとしたソーシャルゲーム運営会社に行われていました。しかし、その後も高額課金の流れは止まっていないのが実状です。

今回の件を見ても、単純計算で1人辺り約3万8000円もの超過課金が認められます。本来の課金限度額を鑑みても1ヶ月あたり1万5000円から2万円近い課金が考えられ、若年層のソーシャルゲームへの重課金問題がまだまだ解決していない現状が伺えます。

法的な規制やサービスを提供する企業側からのアプローチはもちろんこと、携帯電話を利用する子供やその親へのゲーム内課金に対する知識の周知徹底も急がれるところです。

[ ケータイWatch ]

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