フォトブラウザアプリ「guPix」がiPhoneに対応 ―使用感レビュー

リプレックスが21日、フォトブラウザアプリ「guPix」のiPhone版をリリースしました。私は新しいアプリやサービスに目がないので、早速インストールして使ってみましたので、ニュース記事と共に使用感のレビューもお届けします。

まず初めに「フォトブラウザとは何か?」というのを簡単に説明すると…フォトブラウザとは画像ファイルを閲覧するためのソフトです。サムネイルによる一覧表示や個別に表示した画像の拡大・縮小、撮影時の環境確認などができる他、簡易的な編集機能を備えたものもあります。画像を快適に閲覧できるよう、データをあらかじめ読み込んでおくのが特徴です。

さて、guPixは既にWindows版とAndroid版があり、アカウントと作成することでこれらの端末とも同期可能です。コピーやアップロードの操作なしで、スマートフォンやパソコンの画像を一括管理できるのは便利な特徴の一つです。

対応しているのはWindows、Android搭載スマートフォンおよびタブレット、iOS搭載端末(ソースではiOS版と書いてありますが、ユニバーサルアプリではありません)、dropbox、au Cloud、FlashAir対応SDカードとなっています。

ちなみに、画像は圧縮(App Storeのスクリーンショットでは1000枚あたり約0.1GBと記載されています)されるので容量の少ない端末でも安心して使えます。

1.iPhoneで使う

実際に所有しているWindowsノートパソコン・Android端末・iPhone 5にインストールして使用してみました。まずは今回リリースのあったiPhoneアプリから見ていきましょう。

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アプリを起動すると左の画像のような画面になり同期が開始されます。「すべての写真」は文字通り、全ての端末やクラウドストレージの写真がまとめられたものです。画像中の「LGL21」は私が別途所有するAndroid端末のOptimus Gの内部ストレージを示しています。Optimus Gに装着しているSDカードは取り外し済みの中にあります。

同期は設定によってWi-Fi接続時のみにすることもできます。LTE回線や3G回線は3日間の通信量によって速度を規制される可能性があるので、心配な方はオンにすることをおすすめします。

またバックグラウンドで同期させることもできます。同期する写真の枚数が少ないときは一度アプリを立ち上げるだけで同期が取れるので、私はバックグラウンドをオンにしました。

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気になる容量ですが、1900枚ほど同期が完了している状態で187MBでした。アプリ本体とあわせても200MB強です。圧縮の効果が十二分に発揮されています。これなら16GBモデルでも容量を気にせずに使えると思います。

動作も軽く、2000枚弱の画像がある状態でもスマート・スライダーによる高速スクロールにより快適に画像を探せます。画像の詳細では撮影機器や撮影場所を確認できるほか、その他の情報は解像度以外にもシャッタースピードやF値、ISO感度なども確認できます。フォトブラウザと銘打っている通り、単なるクラウドストレージサービスとは一線を画していると言えるでしょう。

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ただしまだバグもあります。見つけたのは撮影機器名が折り返されず、表示が途切れるというものです。利用に大きな支障をきたすものではありませんが、今後のアップデートで修正されることを期待しています。

他に気づいた点として、アプリを起動している状態だとスリープしないようになっています。同期中にスリープしてしまうと10分間のバックグラウンド動作ののちに同期が止まってしまうので、これはありがたい機能です。

また同期中に写真を閲覧したり、バックグラウンドで動作させて他のアプリを立ち上げたりしましたが、アプリが落ちることは一度もありませんでした。同期中でも軽快に動作し、かつ安定しているというのはアプリを使い続ける上で重要な観点だと思います。その点でguPixは信頼できるアプリの一つと言えるでしょう。

2.Androidで使う

次にAndroidアプリを見てみます。

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基本的な機能は同じなので、iPhone版と差異がある部分のみ紹介すると、まずアプリ内からカメラが起動できます。撮影した写真は本体またはSDカードに保存され、guPixですぐに確認できます。

またAndroid版のみの機能としてスライドショーがあります。トランジションはディゾルブ、上下と左右の各方向にスライド、なしの4種類から選べます。表示時間は1、2、3、5、10、30秒から設定でき、リピートやランダム再生も可能となっています。

スライドショーはOSに関係なく実装できると思うので、Windows版とiPhone版の対応が望まれます。

3.Windowsで使う

最後にWindows版を見てみます。インストールしたマシンはThinkPad x121eです。CPUがCore i3-2367M(1.4GHz)、メモリはDDR3-1333の4GBと高スペックとは言えませんが同期はスムーズに完了しました。同期中にスクロールバーで最下部まで移動したり、最上部まで戻ったりしましたが応答がなくなることはありませんでした。

そしてここでも圧縮機能が効いています。インストール前のスクリーンショットを忘れてしまいましたが、5000枚を超える画像を同期したにも関わらずドライブの容量は1GBも減っていませんでした。

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画像のファイルサイズにもよるので、単純に「枚数が同じだから同じ容量になる」とは限りませんが、比較的容量の少ないノートパソコンとの相性は抜群だと思います。ただ、Windows版だと取り外し済みの中にあるSDカードの画像を見ることができませんでした。iPhone版は問題なく閲覧できたので、Windows版でも見られるようにしてほしいところです。

 4.まとめ

プラットフォームごとの感想は以上になりますが、全てに共通しているのが表示の速さです。

dropboxやSkydriveはサムネイルを表示させる段階でまず読み込み、画像を個別に見ようとタップするとさらに読み込みが入ります。特に3G回線での表示の遅さについては、うなずかれる方も多いと思います。guPixでは5000枚入っているフォルダを最下部までスクロールしても、サムネイルの表示に1秒もかかりません。またサムネイルが表示されている画像は追加の読み込みなしで表示が可能です。この快適さは他のクラウドストレージサービスに対する大きなアドバンテージになると思いました。

なお、guPixは現在ベータサービスでの展開となっており、料金プランなどは未定となっています。転送する画像が大量になる場合は有料プランに登録する必要があるかもしれませんが、転送した写真の閲覧は無料のまま継続して使えるそうです。ガジェットを多数お持ちの方や、利用されているクラウドストレージサービスの表示速度に不満がある方は一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

[guPix via ITmedia]

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