THE VERGEは1日(現地時間)、LG電子が55インチのOLEDテレビを来月発売すると報じています。まずは韓国国内でのみ販売され、今月2日より予約注文が行われます。価格は1100万ウォン(約90万円)とのこと。

LGとサムスンの両社は、2012年内にも55型の有機ELテレビを販売すると表明していましたが、つい先日に両社とも延期すると発表したばかりです。

延期発表から程なくしての予約開始となりましたが、LGは有機ELテレビの技術方式に「カラーフィルタ」を用いた「白色有機ELバックライト」を採用していることもあり、「RGB方式」を採用するサムスンよりも早期発売を実現出来たと思われます。しかし今の状態では前途は多難と言えそうです。

現時点で、液晶テレビは「高画質化」「低消費電力化」さらには「コスト面」でアドバンテージを持っており、このタイミングで有機ELテレビを投入しても採算が取れるのか不透明な状況と言えます。日本では、年内にジャパンディスプレイがスマートフォン向け有機ELパネルのラインを新設するのみで、テレビ向けなどの大型パネルに関する話は、サムスン・LG電子の出方を見て投入するという控えめな情報が聞こえてくるのみです。

当初は勢いが良かった韓国勢も開発が難航しており、日本勢にはチャンスと言えるかもしれません。状況は刻一刻と変化しており、開発スピードが勝負のカギとなりそうです。

[THE VERGE]