パナソニック、小型ドラム式洗濯乾燥機「プチドラム」の新機種を発売

パナソニックは24日、同社のドラム式洗濯乾燥機「プチドラム」の新機種を3月15日から発売すると発表しました。今回発表されたのは、NA-VH300L、NA-VD220L、NA-VD120Lの3機種です。

図3

「プチドラム」シリーズは、従来、タテ型洗濯機しか置けなかった60cm×60cm程度のスペースにも設置可能なマンション向けの小型ドラム式洗濯乾燥機として、2011年に発売されました。今回発表された3機種のうち、NA-VH300Lは、この「プチドラム」シリーズでは初となるヒートポンプ方式を採用しています。

ヒーター方式の洗濯乾燥機のデメリットとして、電気代がかかる事と、100℃近い熱風を洗濯物に吹きつけて乾かすため繊維に急激な温度変化が加わって衣類の縮みや傷みが発生しやすくなるということがあります。

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(注釈: http://panasonic.jp/wash/select/difference/p02.htmlより引用)

こういった問題を解消するべく、最近はヒートポンプユニットを搭載した洗濯乾燥機が増えてきていますが、プチドラムシリーズの筐体には、フルサイズの洗濯乾燥機に搭載されているヒートポンプユニットは大きすぎて入らないという問題が有りました。

そこで今回、従来のフルサイズ向けユニットに対して体積比2/3に小型化したプチドラムシリーズ専用のヒートポンプユニットを新たに開発することで、機体のコンパクト性を維持したままヒートポンプユニットを搭載することに成功したとのことです。このヒートポンプ搭載により、NA-VH300Lでは従来機種に比べて使用電力量28%カット・使用水量41%カットを実現したとしています。

図1

一方で、従来と同じヒーター方式による乾燥ユニットを搭載したNA-VD220L、NA-VD120Lでは、1日分(1 kg)の衣類を洗濯から乾燥まで2時間程度で完了させる「お急ぎコース」を搭載しています。仕上げの質にはあまりこだわらないのでとにかく短時間ですませたいという方にはこちらの機種がオススメです。

図2

気になる販売価格ですが、ネットで検索してみたところ、ヒートポンプ搭載のNA-VH300が190,000円前後で、ヒーター搭載のNA-VD220L, NA-VD120Lは150,000円前後になるだろうとのことです。

この価格と東京電力が公表している電力量料金をベースに、簡単にシミュレーションしてみた結果が以下になります。今回発売されたヒーター方式の製品が従来機種と同程度の使用電力量だとすると、ヒートポンプ方式を購入して東京電力の地域で使用した場合、ヒーター方式製品との価格差の元をとるためには10年程度の期間が必要になりそうです。

料金計算_差し替え 
上記の計算結果は、あくまで従来の「プチドラム」のヒーター方式と比較した目安に過ぎません。具体的に購入を検討される方は、現在使用している洗濯乾燥機の消費電力量と、お住まいの地域の電力会社が公表している料金表を元に、別途計算してみてください。

白物家電に限らず、最近は単身者や少人数世帯をターゲットにした製品が増えてきていますが、最近の結婚率の低下や少子化の加速状況を見ていると、何十年か後にはこういった製品の方が市場シェアを占めている、なんて事もあながち有り得ないことではないのかもしれませんね。

[Panasonic]

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