日本経済新聞は17日、シャープが中国レノボとテレビ事業で提携する方向で最終調整に入ったと伝えています。中国南京市にある液晶テレビ工場をレノボに売却して資金を確保すると共に、中国を中心としてテレビを拡販することで、日本の液晶パネル工場の稼働率向上に繋げる狙いがあるとのこと。

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一方のレノボは、シャープと協業してテレビ事業に本格参入し、高精細な映像表示技術などを吸収するとしています。

販売するテレビのブランドは引き続き「シャープ・アクオス」とするとしており、将来的には東南アジア、中南米などの市場も共同で開拓する方針とのこと。

シャープは当初、海外のテレビ向上は台湾鴻海精密工業に売却する予定でしたが、交渉が難航したためそれにかわる売却先の選定を急いでいたところでした。この事業提携が実現したことで、計画していた資金繰り策が崩れることは、ひとまずなさそうです。

また、シャープは再計画の中で、12年度下期(12年10月~13年3月)の営業黒字を達成することを「必達目標」と位置づけていますが、目標達成はできるのでしょうか。そちらも注目されます。

[日本経済新聞]