経産省、スマホを使った家電の遠隔操作を規制緩和へ

産経新聞は27日、経済産業省がスマートフォンによる家電の遠隔操作に関する規制を緩和する方針を固めたと報じています。

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家電の遠隔操作は昭和37年に施行された「電気用品安全法(以下電安法)」によりリモコンを除いて事実上禁止されていましたが、その解釈を見なおし今春に通達を改正するとのこと。

具体的には、エアコンやテレビ等のAV機器、照明などをスマホを使って遠隔操作できるようにするとしています。一方電気ストーブなど火災の可能性のある機器は遠隔操作を認めない方針とのことです。ただし現在でもエアコンや照明など複数の電気製品を「全体として」制御することは認められており、NTTドコモは「ケータイホームシステム」としてサービスを提供しています。

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注釈:NTTドコモのケータイホームシステム

スマートフォンを利用して一つ一つの家電を制御することは技術的には可能だったものの、電安法の規制で商品に実装することができませんでした。例えば昨年9月にはパナソニックが遠隔操作機能を実装した新発売のエアコンについて、「電安法に適合しないと監督官庁から指摘された」として電源を入れる機能を削除した経緯があります。

今回の規制緩和は電気ストーブなど人体に危険を及ぼす可能性のあるものを除いて家電の遠隔操作を実現するという、現状に沿った妥当な対応と言えます。しかし、家電制御システムに対するハッキング対策など、セキュリティ面には各社極めて力を入れて開発に臨む必要がありそうです。

[産経新聞]

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