米アマゾン、専用通貨「Amazon Coinを導入」 ―Kindle Fireからのみ利用可能

Engadget英語版は6日(現地時間)、米アマゾンが専用通貨「Amazon Coin」を5月から導入すると伝えています。これは、同社のタブレット端末「Kindle Fire」からアプリやゲームを購入する際にのみ使用可能なものになります。

images

記事では、アマゾンが仮想通貨を導入する目的として、「クレジットカードなどによる決済の手間を削減しつつ、アプリやゲームの購入といった小額決済の敷居を下げることで、サービス全体のマネタイズを柔軟に操作するため」としています。

このAmazon Coin、ユーザー及び開発者の視点からは従来のクレジットカード決済と何ら変わりがなく、支払いオプションの一つとして選べる仕組みになります。特に開発者にとって重要なのは、ユーザーがコインで買ってもクレジットカードで買っても、従来と同じく売上の70%が現実の通貨で支払われるという点です。

米国ではこのサービスの立ち上げにあたって、Kindle Fireユーザーを対象に総額数千万ドルのAmazon Coinを無償提供するという力の入れようですが、日本国内でのサービス展開については、今のところ不明です。

仮想通貨といえば、古いところではセカンドライフ内の「リンデンドル」や、最近ではFacebookの「クレジット」などがありましたが、いずれもサービスが普及しないまま縮小もしくは廃止されてきた歴史があります。今回のAmazon Coinも、利用シーンが「自社製端末からアクセスする自社マーケット内のみ」と、サービス範囲がかなり限定的である印象を受けますが、果たして仮想通貨サービスの先駆者となれるのでしょうか。

[Engadget]

ソーシャルシェア

このニュースでディスカッション
  • コメントを投稿する際には「コメントガイドライン」を必ずご覧ください
  • コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
  • 主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます