米アップル、太陽電池一体型タッチパネルの特許を取得 —iPhone5にも貢献か

AppleInsiderは5日(日本時間)、アップルが太陽電池一体型タッチスクリーンの特許を取得したと伝えました。スマートフォンのタッチスクリーンと太陽電池を一体化した構成に関する特許は前例がなく、これが事実上の基本特許になりそうです。

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上図は当該特許の図面になりますが、電極の配置や部材構成など、太陽電池の構造についてかなり詳細に記述されています。

この特許の最大の特徴は、スクリーンがタッチセンサーと太陽電池の集光部としての役割を同時に果たすように設計されている点です。このことにより、ユーザーの指が接近するのを検知するとタッチ操作を高精度に感知する「容量感知モード」に切り替わり、ユーザーが使用していない時は「太陽光発電/光学感知モード」に移行するといったような、効率的な電源運用が可能になるとしています。

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この特許が最初に申請されたのは2008年ですが、今に至るまで太陽電池を組み込んだタッチスクリーンは実機搭載されていません。しかし、記事ではこの特許に使われている電極構造に関するアイデアが、iPhone5のインセル型タッチパネルの実現に一役買った可能性があるとしています。

現状の太陽電池の性能を考慮すると、アップルが数年内にこの技術を製品に組み込んでくるということはまず考えられませんが、将来、太陽電池の性能が劇的に向上してiPhoneサイズの端末でも十分な発電量が得られるようになった時には大きな訴求ポイントになるかもしれません。

[USPTO 1, 2]
[AppleInsider]

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