米グーグル、サムスンによる独占を懸念 —Androidをサムスンに奪われる

ウォールストリートジャーナル(以下、WSJ)は25日(現地時間)、スマートフォン市場におけるサムスンの成長に米グーグルが懸念を示していると伝えています。

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WSJによると、サムスンのGalaxyシリーズがスマートフォン市場を席巻するなど、サムスンがグーグルの提供するAndroid OSを搭載したデバイスの代表格になっていることに対して、グーグルが懸念を抱いているとのことです。

サムスンは2012年のスマートフォン市場で30%以上のシェアを獲得しており、2位のアップルにも大差で首位の座に居座っています。

グーグルは、サムスンが強大な力を市場で得ていることで、グーグルがリリースするデバイスの売上に影響を与えるだけではなく、今後、サムスンが「Tizen OS」などの他のOSに移行した場合に大きな痛手を被ることになるとして、危機感を募らせているといいます。

サムスンはTizenを搭載したスマートフォンを今年7月にもリリースするのではないかと言われており、グーグルのAndroidに依存しない戦略を立てているようです。

WSJは、この危機への打開策として挙げられたのが、グーグルがモトローラと開発を進める「X Phone」であるとしています。

X Phoneは、現在市場を席巻しているGalaxyやiPhoneに対抗するべく開発されているデバイスで、洗練された操作性をウリにするとされており、5月中旬に開催予定である「Google I/O 2013」で発表されるとの見方が強くなっています。

これまで、スマートフォン市場では “アップル対サムスン” という構図がよく見受けられてきましたが、サムスンの戦略次第ではこの構図にグーグルも加わることになりそうです。

[WSJ via THE VERGE]

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