アメリカの調査会社ガートナーが発表した2012年Q4(10月〜12月)の携帯電話販売台数によると、HTCは携帯電話の販売台数ランキングでトップ10から姿を消した事がわかりました。 

2012年Q4のメーカー別携帯電話販売台数

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この情報を伝えているDigiTimesによると、HTCは2012年Q4に10億台湾ドル(約31億円)の利益を上げましたが、前年同期の利益114億台湾ドル(約345億円)に比べると見る影もないと伝えています。

HTCが携帯業界での地位を下げた原因に、2012年年末に魅力的な端末が用意できなかったこと、そして中国のLenovoやTCLの飛躍的な成長が挙げられます。左記の二社は低価格なスマートフォンを主に手がけるメーカーで、レノボは初めてランキングトップ10入りを果たしTCLは7位を維持しました。また携帯電話販売台数で6位を維持したファーウェイはスマートフォンの出荷台数では3位にランクインしており、こちらも好調な成長を遂げています。

ガートナーの主席アナリストを務めるAnshul Gupta氏は、サムスンとアップルの成功はブランドの強さによるものであり、二社に続く第3位のメーカーは見当たらず、むしろ他のメーカーは低価格な端末の生産を選択するだろうと語っています。

まさに、スマートフォン業界はサムスンとアップルがほぼすべての利益を占め、残る雀の涙程度の利益を多数のメーカーが奪い合う状況です。HTCは近日フラッグシップスマートフォン「HTC One」の正式発表を控えており、このHTC Oneでどこまで現在の苦境を挽回できるのか注目されます。

[DigiTimes]

2013/02/19 11:38 GMT+9
初稿時、タイトルに「スマホメーカー」との記載がありましたが、正しくは「携帯メーカー」です。お詫び致しますと共に訂正いたします。