米アップル、日本向け地図機能を改善したiOS 6.1.1 beta1をリリース

米アップルは7日(日本時間)、日本の地図機能の改善に重点を置いたiOS 6.1.1のベータ版を開発者向けに配布開始しました。

主な変更点

  • ルート案内機能における、道路の発音を改良
    詳細は明らかにされていませんが、漢字の「音読み・訓読み」が識別される可能性があります。今までは「~通(どおり)」をすべて「~つう」と読み上げていました。
  • ルート案内機能における、案内中の有料道路区間の予告を追加
    従来の有料道路区間の通知は「この経路は通行料金が必要です」と表示されるのみでした。今回の変更では「どこからどこまでが有料区間なのか」教えてくれるようになります。
  • 狭い道路よりも幹線道路を優先するように、案内を最適化
  • 交差点、インターチェンジ/ジャンクション、高速道路の入口ランプ・出口ランプをそれぞれ異なったラベルで表示
    こちらもルート案内における変更点ですが、従来は同じように矢印で描かれているものを区別できるようになりました。

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左は一般道路、右は高速道路の案内表示。
iOS 6.1では違いがみられないが、これが改良される予定。

  • 駅、地下鉄線、交通信号の標識を追加
  • 高速道路の色を緑に変更
    従来は黄色で表示されていた有料道路が緑色で表示されるようになりました。日本では高速道路は緑色表記が一般的なのでそれに合わせての措置だと思われます。

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現在の高速道路の色は黄色。

  • 消防署、病院、郵便局を含むいくつかのカテゴリを更新
  • 東京駅、皇居、東京タワーなどの建物に3Dを追加
    従来、東京タワーなどがただの「箱形」で3D表示されていたものが建物に合わせた形に変更されます。

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ただのビルのように表示される現在の東京タワー

今回のアップデートでは日本向けに特化しているのが注目すべき点であり、これは他国に比べて地図に対する不満が大きかったからであると思われます。

特に漢字の読み間違いは日本固有の現象です。中国の漢字は基本的に読みが一つに定まるためそれほど問題はないのですが、日本の漢字の場合はそれぞれ複数の音読み・訓読みを持つことも珍しくないため、正しい読み仮名を登録する必要があります。

一方で「そもそも地図が正しくない」「鉄道の表示がされないからスカスカに見える」という点については今回は言及されませんでした。しかし、beta 1であることを考えれば、今後もさらなる修正が加えられていくものと思われます。

[9TO5MAC via CNET Japan]

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