LG電子、有機ELテレビを日本国内に投入へ ―今春

日本経済新聞は18日、LGディスプレイが55インチの有機ELテレビを今春にも日本で発売する計画だと報じています。

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同社は今月18日に、世界初となる55インチ有機ELテレビを韓国向けに発売しており、今春までに欧米や日本にも販路を広げるとのことです。

現在、民生用有機ELパネルは試験ラインで生産しているとのことですが、テレビ用有機ELパネルの専用工場をソウル近郊に7063億ウォン(約607億円)を投じて建設するとのことです。同工場は第8.5世代(2200mm×2500mm)のパネルを月間26,000枚生産する能力があり、55インチのテレビ用パネル生産を主として2014年前半から稼働するとしています。

LGの有機ELテレビは「白色有機EL」の光をカラーフィルターに通して色を表現する仕組みですので、液晶ディスプレイと基本的な仕組みは変わりません。一方、サムスンが採用するRGB方式は素子自体がRGBに発光するため、画質や黒の表現はこちらが上回ります。LGがカラーフィルター方式を採用するのには理由があり、サムスンのRGB方式と比べて量産化が容易であるという特徴があります。

有機ELテレビをめぐっては、ソニーとパナソニックが共同で有機ELテレビを今年度中に量産すると発表しています。コストの低下が普及の鍵を握っているだけに、安価な大量生産技術の開発が望まれる一方で、価格が下落すれば事業として成り立たないというジレンマが存在します。液晶テレビで繰り広げられた日韓企業の闘いは、いよいよ次世代ディスプレイ「有機ELテレビ」に主戦場が移りつつあるようです。

[日本経済新聞]

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