「廉価版iPhoneはアップルのブランドを傷つける」 ―アナリスト分析

Count Pacific Crestのアナリストを務めるアンディ氏は「廉価版iPhone」に関する分析を公表し、同製品は利益率が低いものになるだけでなく、ブランドイメージを傷つけることになるだろうとしています。

同氏は、廉価版iPhoneが新興国市場に投入されることで売上台数が増えることを認めつつも、端末一台あたりの利益は、iPhone 5の295ドルに比べてわずか70ドルと、極めて低いものになってしまうと警告しています。その理由として「180ドル未満でアップルの水準を満たすiPhoneを作ることは不可能である」と述べています。

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また、廉価版iPhoneのブランドイメージに対する影響に対して懸念しています。高い利益率のハイエンド端末を販売することでブランドイメージを維持しているアップルにとっては、値段の低いiPhoneは諸刃の剣となるわけです。

アンディ氏はこの2点を挙げた上で、端末の売上台数を犠牲にしてでも確実に利益が得られるハイエンド市場に注力すべきだと結論づけています。

しかしながら、iPad miniを発売したという事実からは、ミドルレンジ市場を抑えようとしているとも考えられます。端末の売り上げ台数や新興国市場でのシェアを狙う一方で、価格競争に巻き込まれてしまうというジレンマを乗り越えられるのでしょうか。

[BGR]

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