ノキアCEO、Windows搭載タブレット発売の可能性を示唆?

CNET Japanは3日、ノキアのスティーブン・エロップCEOがオーストラリアの報道陣に対して、同社がタブレット市場について非常に詳しく調査していることを明かにしたと報じています。

エロップ氏はマイクロソフトが発売したタブレット端末「Surface」を引き合いに出し、「タブレット市場を非常に詳しく調査している」と発言した上で、「参入にあたっての正しい手法や時期を見極めようとしている」との旨を語ったとのことです。タブレット端末市場の調査対象としては「我々が調査しているタブレット市場に関して、最初のフォーカスは明らかにマイクロソフト側に向いている」と明言しています。

同氏はAndroidタブレットについても言及しており、「7インチサイズには利点がある」とした上でAndroidタブレット発売の可能性についても示唆。しかし、広報担当幹部に促されて「公式には何も決定していない」と付け加えています。

Windows PhoneのLumiaに加え、PC・Windows搭載タブレット・Xboxが連携されることで実現する統合性の重要性を強調しており、ユーザーがそれを求めており、その意見を留意することが大切であるとの認識を示しました。

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CNET Japanの記事ではここで締められていますが、ここでエロップ氏の文言を整理してみることにします。

まず、エロップ氏がわざわざマイクロソフトの「Surface」を引き合いにだしたことは、もちろん同社がマイクロソフトと提携関係にあることからのリップサービスとも取れます。しかし「我々が調査しているタブレット市場に関して、最初のフォーカスは明らかにマイクロソフト側に向いている」と明言しているということは、Windows搭載タブレットを第一に検討していると考えて間違いはなさそうです。

次に気になるのは「搭載するWindows OSが “8” か “RT” か」という疑問です。

同社が携帯電話やスマートフォン中心のビジネスを展開している以上、個人的にはARMプロセッサ搭載のWindows RT端末を投入してくるだろうと当初は考えていました。ところが、過去にはx86系のAtomを搭載し、3G通信機能を内蔵したノートPC「Nokia Booklet 3G」を発売したこともあります。つまり、ノキアが手掛けるのはARMプロセッサに限られるわけではありません。また、現在のWindowsタブレットの市場では、Windows RTよりもWindows 8を搭載した製品の方が種類もメーカーも多いという状況です。

ただ、Windows Phoneが低シェアだったにも関わらずマイクロソフトと提携して端末を投入してきた実績を考えると、同社がWindows RTの市場にあえて挑戦して勝利することを目指しても不思議ではありません。

個人的には、ノキアにはあえて3G通信機能を内蔵したWindows RT搭載タブレットで、イマイチ盛り上がっていないWindows RT市場に突入してもらい、市場を活性化させてほしいものです。

[CNET Japan]
[参考:Nokia Booklet 3G brings all day mobility to the PC world]

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