スマートフォンのOSシェアはAndroidとiOSで90%超へ ―2強皆弱の時代へ突入か

経由元のWirelessWire Newsによると、アメリカの調査会社IDCが公開した2012年第4四半期のスマートフォンのOSシェアは、トップがAndroidで70.1%に、2位がiOSで21%になるとしています。

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その他のスマートフォン用OSのシェアについてはいずれも1%台から3%台と非常に低く、特に2011年からのシェアの推移を見ると、SymbianとBlackberry OSのシェアの減少が大きいことが分かります。

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Androidのシェアのうち41%がサムスンのGalaxyシリーズの端末だったとしており、欧米や新興国などでのサムスン製端末の普及率の高さが伺えます。このAndroidの成長についてIDCのRamon Llamas氏は「2012年第4四半期に、AndroidとApple(iOS)の優位性は新たな段階へと入った」と考察し、Android端末があらゆる価格帯とデザイン、そしてサイズのバリエーションを持ち、スマートフォン市場の勝者となったとしています。

また2012年代4四半期に入ってiOSのシェアが若干拡大している理由については、iPhone 5の販売が好調であったことと、iPhone 4/4Sが低価格で販売されたこともシェア拡大に貢献したとしています。

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2012年第4四半期の全世界におけるスマートフォンの販売台数は2億2780万台で、前年同期比では41.7%増となっており、スマートフォンが堅調にそのシェア全体を広げていることが分かります。その一方でOSシェアでは二極化がさらに加速しており、「AndroidおよびiOSと、それ以外」という、2強皆弱の様相を呈しています。

アップルがiPhoneやiPod touch、iPadといった端末のみでOSシェアを広げてきたことに対し、グーグルはAndroid端末を多数のメーカーから発売、超低価格のモデルからハイエンドまで揃えることで穴の無い消費者ニーズの獲得に成功しました。

この2つのOSに対し、その他のOSは端末のバリエーションを広げることも難しく、またブランド力でも追撃が不可能なまでにシェア格差が広がってしまうなど、非常に苦しい状況に追い込まれています。つい先日もBlackberryが日本市場を撤退するという誤報が飛び交うなど、事態は混迷を極めています。

iOS端末のバリエーション展開もささやかれている中、今後スマートフォン用OSのシェアはどう移り変わっていくのでしょうか。AndroidやiOS以外のOSの動向にも注目が集まります。

[IDC via WirelessWire News]

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