2012年の情報通信業界における特許影響力ランキング、NTTグループがワンツーフィニッシュ

パテント・リザルトは5日、2012年の情報通信業界における特許の被引用件数ランキングを公開しました。このランキングによると、1位がNTTで、2位がNTTドコモ、3位に日本放送協会(NHK)がつけています。

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今回発表されたランキングは、2012年の特許審査過程で他社特許の拒絶理由通知に引用された件数を企業別に集計したものです。

特許の影響力を評価する基準は、単純に特許成立数を比較することで知的財産分野におけるポテンシャルの大小を比較するものや、関連特許の数を比較することで市場への影響力を評価するものなど様々ありますが、今回基準となっている「被引用件数」は「インパクト・ファクター」とも呼ばれ、件数が多いほど技術影響力が高く、業界における権利範囲が広いものと考えることができます。

転出超過が続き、営業実績が振るわない状態が続いているドコモですが、技術影響力では他社の群を抜いています。この技術力を活かした経営により、ぜひ低迷続きの現状を打破してもらいたいものです。

おまけ

今回のランキングでもう一つ興味深いのが、3位のNHKで「最も引用された特許」として紹介されている「SNSにおけるコンテンツ推薦に関する特許(特願2005-325638)」です。これはいわば、SNSにおけるユーザー・ターゲティング型広告に関するもので、2006年に受理・公開されています。広告収入の無いNHKが取得している特許が、「SNS・ウェブ広告界の巨人」たるグーグルの特許の拒絶理由として引用されているというのはなんとも面白いですね。

[Patent Result]

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