シャープ、ホンハイと物別れ ―出資交渉の打ち切りが決定

毎日新聞は23日、シャープと台湾の鴻海工業(ホンハイ)との資本提携に関する協議が出資交渉を一旦打ち切る形で終わったと伝えています。なお、今後の交渉再開に関しては未定であるとのことです。

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両社は昨年3月、鴻海がシャープ株を買い取る形で、総額約670億円を出資する資本提携で合意していましたが、業績悪化でシャープの株価が急落し、買い取り価格の見直しなどを巡って協議が続いていました。

シャープが経営再建の柱に掲げている、スマートフォン・タブレット端末向けの中小型液晶パネルの分野でも協業を望む鴻海と、これを拒否するシャープで意見が対立していました。なお、資本提携交渉は一旦中止するものの、同社の大型液晶パネル製造拠点である堺工場の共同運営に関しては、鴻海の顧客にパネルを販売することで稼働率が8割程度にまで改善するなど成果が出てることから、この提携は維持するとのことです。

この状況を受けて、シャープは3月末までに発表を予定している中期経営計画から鴻海による出資計画を盛り込まず、米クアルコムや米インテルといった他企業からの出資を織り込んだ資金調達計画を検討しているとのことです。

[毎日新聞]

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