ZTE、MWC 2013でFirefox OS搭載のスマートフォンを発表か

Engadgetが伝えるところによると、中国のZTEは今月25〜28日にスペインのバルセロナで行われるMWC 2013にて、Firefox OSを搭載したスマートフォンを発表する予定である事がわかりました。

下記が、ZTEの発表したプレスリリースになります。

 

ZTE – Life is GrandMobile Devices Global Media Launch – MWC 2013

ZTE would like to invite you to the announcement of two major new mobile devices at MWC 2013. To whet your appetite – the hashtags for the announcements will be:

#ZTEGrandMemo
#ZTEMozilla

 

主に2つの新携帯端末を披露するという内容なのですが、最後のハッシュタグのうち、上の「#ZTEGrandMemo」は5.7インチのHD解像度画面、薄さ8mmの新端末のことであるとすでに判明しています。

一方で「#ZTEMozilla」の方からは、ZTEが間もなくFirefox OSを搭載したスマートフォンをお披露目する予定であることが伺えます。同社はすでに今年の後半に欧州でFirefox OS搭載のスマートフォンを発売すると発表しています。

このFirefox OSとはMozilla Foundationが開発中の新しいモバイル向けOSで、Web標準を中心とした「プラットフォームに縛られないユーザー体験」をコンセプトとしています。基本的にHTML5と独自の新たなAPIを使ってアプリを動作させますが、Firefox OSで動くものは他のブラウザでも動くことを理想としており、新たなAPIを積極的に標準化すべくW3Cに働きかけているとのことです。

また、OSのカーネルに直接Webエンジンが載っているのも特徴で、Firefox OSにとってHTML5は「ネイティブな言語」であるといえます。

example-browser example-apps

すでにAndroidとiOSで市場の大部分を支配し、Windows Phoneもそれほどの盛り上がりを見せられないでいる今の状態からFirefox OSがシェアを奪うことができるかというと、少し難しいと思います。

ユーザーにとって重要なのは標準に準拠していることでもブラウザからアプリが使えることでもなく、自分の使いたいものがあるかどうかです。その点では現在の二強は他を圧倒し、公式ストアには数十万本のアプリが並んでいます。

ユーザーの数が多いプラットフォームに開発者が注力すると考えると、この差は当分(永遠に!?)埋まらないように思えますが、Firefox OSがどのような滑り出しを見せるのか注目です。しかし、Firefox OSの目的は現在の「プラットフォームがユーザーを支配している状態」の打破であることを考えれば、このモデルが持続可能であることを示すことさえできればよいのかもしれません。

[Engadget]

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