TOTO、高機能「全部入り便器」を欧州で発売へ

TOTOは12日、新光触媒技術「Actilight(アクティライト)」を搭載した、フラグシップウォシュレット一体型便器「NEOREST AC」を、8月に欧州地域で発売すると発表しました。フラグシップの名に相応しく、新技術に加えて、TOTOがもつ既存技術をすべて搭載した「全部入り便器」となっているとのこと。

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NEOREST ACの特徴は以下の通りです。

特徴1.新光触媒技術「Actilight」

TOTOといえば光触媒ですが、新たな光触媒技術の登場です。今回新たに発表された光触媒技術「Actilight」は、便器を人が使っていない間も菌の繁殖を限りなくゼロに近づけるための新しい技術です。

今までの技術と違うのは、「除菌」ではなく「分解」をおこなう点で、便器ボウル表面の有機物を分解し、菌の繁殖を抑えることができます。ふたを閉めると紫外線を内部に一定時間照射し、光触媒を活性化する機能を搭載しているのも特徴。

また、光触媒は親水性であるため、便器ボウル表面が水となじみやすくなり、汚れがつきにくい状態を維持する効果もあるとのことです。それに加え「Actilight」の光触媒層には「ジルコニア」が含まれており、耐久性が優れているとともに、便器ボウル面を美しく輝かせる効果もあるとのこと。

TOTO 比較 

特徴2.きれい除菌水「ewater+」

「ewater+」は、水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解してつくられる次亜塩素酸を含んだ水で、これをトイレの使用前後に便器に吹きかけます。使用前には汚れをつきにくくし、見えない汚れや菌を分解・除菌します。使用する水道水は使用前で約20cc、使用後は約40ccとなっています。

パナソニックが販売する「アラウーノ」には、家庭用洗剤を使用後にごく少量流すことで泡立てて洗浄する機能が存在しますが、こちらは次亜塩素酸を含んだ水を生成するとのことで、補充などの手間が省けます。(※効果の差については本記事では問わず)

TOTO ewater+

特徴3.防汚技術「セフィオンテクト」

雑菌を繁殖させる原因となる便器表面のナノレベルの微細な凸凹を平滑にするのが「セフィオンテクト釉薬」で、陶器表面に汚れがつきにくく落ちやすくなるとのこと。今回採用される新技術「Actilight」による光触媒層は極薄で、セフィオンテクト釉薬層の上に強固に焼き付けることによって、両技術の両立がなされているということです。

セフィオンテクト

「NEOREST AC」は、2013年3月12日からドイツ・フランクフルトで開催される、世界最大の住宅設備の展示会ISHにて世界初公開され、これを皮切りにアメリカや中国など世界各国で順次発売されるとのことですが、残念ながら日本での発売時期は未定となっています。写真を見る限り新技術による便器の輝きには特筆すべきものがありますが、これを国内で見られるのはいつ頃になるのでしょうか。

[TOTO]

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