フィンランドのセキュリティソフト開発会社「F-Secure」は、各スマートフォンプラットフォームごとのマルウェア(ウイルスやトロイの木馬などの不正ソフトウェア)による攻撃件数の割合を発表しました。それによると、Androidプラットフォームに対するマルウェアの攻撃が爆発的に増大していることが明らかになり

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2012年の各プラットフォームに対する攻撃のデータを見ると、Q4(10月~12月)ではマルウェアによる攻撃の96%がAndroidプラットフォームを対象にしている事がわかります。Androidを対象にした攻撃はQ3(7月~9月)の49%から47ポイントも増えており、その割合は爆発的に増加しています。

一方、iOSを対象にしたマルウェアによる攻撃は、2012年のQ3(7月~9月)の2%だけで、それ以外の報告はありませんでした。

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ここ3年間のマルウェアによる各プラットフォームへの攻撃の割合を見ると、2012年のAndroidを対象にした攻撃は全体の79%を占めており、その割合は年々増加しています。一方iOSに対する攻撃は2012年には全体の0.7%と非常に低い数値になっています。

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次にマルウェアによる攻撃の種類をみてみると、トロイの木馬が66.1%を占めていることがわかります。次に多いのがリスクウェアで11.2%を占めており、その後にリスクウェア、モニタリング・ツール、ハック・ツールと続きます。

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最後にマルウェアによる攻撃の目的が金銭目的かを示したデータをみてみると、2006年にはほとんどのマルウェアが金銭目的ではなかったのに対し、2009年以降は金銭目的のマルウェアが上回っており、その割合は2012年に急増しています。

Androidはスマートフォン最大のプラットフォームなので、それを対象にするマルウェアが多いのは当然ですが、iOSの割合の0.7%に比べるとその割合は高いと言わざるを得ません。

[F-Secure via Android Authority]