米アップル、インドアGPSのWifiSLAMを2千万ドルで買収

米Wall Street Journalは24日(日本時間)、米アップルが屋内位置情報システム(インドアGPS)を開発する企業「WifiSLAM」を買収したと伝えています。買収金額は2000万ドル(約19億円)。

インドアGPSとは、文字通り、ビルや公共施設など人工衛星からのGPS信号が届かない屋内においてユーザーの位置を検出する技術を指します。技術方式は様々ありますが、スマートフォンではWi-Fi信号を利用したものが広く普及しており、今回買収対象となったWifiSLAMもこの方式を採用しています。

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(注釈:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090202/323986/ より引用)

このインドアGPS、近年各社がこぞって開発を進めており、グーグルはAndroid版Google MapsにインドアGPSの機能を付加したバージョン(一部施設が対象、一覧はこちら)を既にリリースしています。

また、ネットワーク機器の世界的企業であるCisco Systemsも、昨年11月に位置データ分析プラットフォームを公開しています。同社はこの技術を組み込んだチップセットを現在クアルコムと共同で開発中であり、今年前半にもリリースを予定しているとのことです。

iWatchやGoogle Glassなどに代表される次世代ウェアラブル機器でも広く使用が想定されるインドアGPS技術。今回の買収で得た技術は、当然iOS Mapsの機能強化に用いるものとみられますが、大きく先行しているグーグルに対してどのような差別化を打ち出してくるのか期待したいところです。

[Wall Street Journal via AppleInsider]
[参考:iPhoneユーザーは知らない?「インドアGoogleマップ」が凄い!]

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