裁判所がAppleにブチ切れ「もはや信用できない」命令を出す事態に

CNETは9日(日本時間)、 かねてより審理の続いていたiOSの位置情報追跡に関する裁判において、米地方裁判所がアップルに対し、裁判所の求める文書提出に応じていない件について説明をするよう命令を出したと報じています。

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この訴訟は元々、2011年にアップルのモバイル向けOS「iOS4」において、同社が無断でユーザーの位置情報を追跡していることが英エクセター大学の研究者により明らかになり、同年4月、フロリダ州のVikram Ajjampur氏とWilliam Devito氏をはじめとする原告団が、プライバシー関連法やコンピュータの不正使用取締法違反のかどで同社を提訴したことがはじまりです。

一連の訴訟を巡っていくつかの文書を裁判所に提出するように求められていたアップルですが、当該文書には機密情報が含まれており、顧客に損害を及ぼす可能性があるとして長らく提出を拒んでいました。この点について、今回米連邦地裁のPaul Grewal判事は、提出が遅れていることに対する説明をするようアップルに命令を出したというわけです。

記事によると、Grewal判事は命令書の中で「(提出義務のある)文書を既に作成したのか、あるいは今後作成するつもりがあるのかという質問に対するアップルの陳述は、もはや信用できない。同社は、情報開示義務に従っていることを具体的に裁判所に示さなければならない」と述べているとのことです。

機密文書といっても、肝心な部分は黒塗してから注釈を加えるなど手のとりようはあるように思いますが、いずれにせよ、同社にとって頭の痛い問題がまたひとつ浮上してきてしまっているようです。

[CNET]

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