青森にアップルストア誘致を ―県民から要望

青森県の公式サイトに設置されている「アナタの声を県政へ」というコーナーに「アップルストアを青森へ誘致して欲しい」という声が寄せられていることがわかりました。

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2012年10月に寄せられた声の要旨は以下。

青森県外からも、青森県といえば『りんご』というイメージが広がっている。そこで “アップル” だ。最近のアップル製品のブームで青森県でもiPhoneやiPadを使う人が多くいる。青森では、それらを買い求めるのは家電量販店であり、私は寂しさを覚えた。一方、大阪にあるアップルストアは宝石店のように輝しくパソコン屋のイメージがない。そこで、青森にアップルストアを誘致してはどうか。青森はりんごが誇りであり、青森市のベイエリアにはアップルストアがあれば素晴らしい眺めになるはずだ。青森は、世界で唯一、赤色の “アップル” のロゴが許される場所だと思う。

「アップルストア」誘致の件について青森県からの回答は以下の通り。

青森市では、青森駅を含む中心市街地が多くの市民で賑わい、多くの観光客を集客し、歩いて暮らしやすく、商業など地域の経済活力が向上するように、平成24年3月、内閣総理大臣から第2期中心市街地活性化基本計画の認定を受けています。


青森市の中心市街地では、この基本計画に基づき、青森市が青森駅前広場に分散していたバス停を集約したほか、観光・交通案内所の設置等、総合交通ターミナルを整備しました。また、青森県全域から美味しいものを集めた土産品市場やシードル工場から構成されるA-FACTORYが、平成22年12月、青森駅東口周辺にオープンしました。さらに、通年でねぶた祭りの魅力が体験できる文化観光交流施設である「ねぶたの家ワ・ラッセ」が、平成23年1月、青森駅東口周辺に開館したところであり、中心市街地の活性化に向けた取組が徐々に進んできています。


ご提案のあったAppleStoreの誘致につきましては、中心商店街活性化のための一つの対策となり得るものと思われますが、具体的な商業施設の整備・誘致につながっていくまちづくりや商店街の振興については、市町村が中心となって取り組んでいるところです。


県では、青森市の基本計画への助言・支援や、魅力ある商業施設の出店・改善及び経営者の育成のための講座・研修等による地域あきんどの育成を行うなどの支援を行っており、引き続き、青森市や商工団体等と連携しながら、魅力あるまちづくりや商店街の振興に取り組んでいきます。


なお、ご提案の趣旨につきましては、個人情報を伏せて青森市にもお伝えします。

実現するか否かは別としても、青森市にしっかりと伝えるとしており、アップルストアが持つ商店としてのポテンシャルを青森県も認めているようです。

iPodやiPhoneを火付け役として、iPadやMac製品までもが人気を博しているアップル製品ですが、その一方で2006年の札幌店をオープンに最後に、日本ではアップルストアは新しくオープンされていません。米国内では多くの場所にアップルストアが構えられているのに対して、市場規模の割にはまだまだ数が少ないのが現状です。

アップルストアは単に販売店としての役割以外にも、修理・交換などの窓口である「Genius Bar」が存在しており、アップル製品のアフターサポートを行う役割があります(※全ての店舗にあるわけではない)。仮に青森県に在住する人たちが近くのアップルストアまで赴くとすると、青函トンネルを抜けて鉄道で札幌に向かうか、仙台まで八戸・東北道経由で向かうことになります。そうなると、もはや単なる修理目的ではなく、旅行レベルになってしまうことは言うまでもありません。

アップルストアを日本国内にもさらに増やして欲しいという声があるものの、今のところそのような動きは存在していません(2013年度内に世界で30店舗前後増やすという計画はあるが、そのうち1/4が米国内)。

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左は「ねぶた」(Credit:ricky007)。右は、青森県鰺ヶ沢町にいる秋田犬「わさお」。

 一方、青森県は「りんご」の他にも、「ねぶた」や「ねぷた」「太宰治」や、ぶさかわで有名な秋田犬「わさお」などの観光資源があります。県民の声にあるように「唯一、赤色のアップルロゴが許される街」であるといっても過言ではないだけに、仮にオープンするとすればそういった遊び心も欲しいところ。

現時点では、実現は極めて困難であると思われますが、雪が降り注ぐ中、Lucky Bag(福袋)を求める人達の行列も観てみたいものです。

[青森県]

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