東京書籍、高校教科書をデジタル化したiPad向けアプリを発売

東京書籍は、平成25年度に高等学校で使用される教科書のデジタル版をApp Storeで販売開始しました。日本の教科書出版大手が、一般のコンテンツストアでデジタル教科書を販売するのは初めての試みです。なお、対応端末はiOS 6.0以上を導入したiPadとiPad mini。

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電子教科書ならではの特徴として、任意の地図やグラフをタップすることで拡大表示できることに加え、紙の教科書には収録されていない映像資料なども多数収録されています。

英語の教科書では、Lessonごとに本文の音声や資料映像も収録されているので、発音を学ぶといったことはもちろん、映像を通じて学習することが可能になります。その他、単語の意味を簡単に調べることができる機能や、英文をスロー再生できる機能、音読した音声を保存できる機能なども搭載されており、効果的なリスニング学習が可能です。 

数学では数式に入力する値を変更することで、グラフを描画し直す機能を搭載。値が変化することによって、グラフがどのように変化するのかを素早く・直感的に学ぶことができます。

電子教科書の欠点として「教科書自体にメモ書きできない」ことが頻繁に挙げられますが、東京書籍の電子教科書アプリでは、ペンやマーカーといった機能で簡易書き込みができる機能や、独立したメモ帳に書き込むことも可能です。赤いセロファンとマーカー・赤字を組み合わせることで暗記する学習法にも対応。擬似的な赤いセロファンを当該箇所に被せることで暗記学習もできるようになっています。

その他、電子教科書ならではの特徴としては、教諭の端末と生徒の端末をネットワークで繋ぐことでメッセージのやり取りができる機能や、単元ごとに課題を出して生徒個別の点数を集計し、理解度を一括管理するなどの “教育現場を効率化する機能” も搭載されています。

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発売される教科と価格は、国語・社会・数学・理科・情報・家庭科が各4800円。英語が6800円となります。

なお、アップルの教育機関向けプログラム「Apple Volume Purchase Program」を利用することで、同一のアプリを20個以上購入する場合は半額で購入することができます。

これらの電子教科書が実際の教育現場でどのように活用されるのかは未知数ではありますが、電子教科書ならではの利点を活かした新たな教育プログラムの創出が急がれます。

[東京書籍]

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