Google Reader終了はプライバシー保護に係るコストが原因か

AllThingsDは25日(日本時間)、匿名の情報提供者の話として、米グーグルがGoogle Readerの終了を決めた理由の一つに、同サービスにおけるプライバシー保護に係るコストが巨大なものであったためであると伝えています。

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記事では、グーグルが「ストリートビュー」においてWi-Fi情報を無断で収集していたとして全米38州に総額700万ドルの賠償金を支払った事例を挙げ、同社はこのような個人情報に係る訴訟リスクを低減することに積極的であるとしています。

Google Readerは、サービス終了が発表される直前にはプロジェクト・マネージャーはおろか開発に取り組む正社員エンジニアすらいないようなプロジェクトでした。以前にGoogle Readerのプロダクト・マネージャーを務めていた同社のNick Baum氏は「Google Readerは、1億人規模のユーザーが確保できなければ収益を出せないサービス」であったと述べています。

収益をあげない事業を前述したようなリスクを抱えたまま維持することは、「選択と集中」を旨とする同社のLarry Page CEOの戦略とは相反するものです。ユーザーにとっては非常に残念な結果となったGoogle Readerの終了ですが、今後の同社の発展を見据えた場合には、ある意味避けることの出来ない選択だったのかもしれません。

 [AllThingsD via THE VERGE]

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