米ウォール・ストリート・ジャーナルは21日(現地時間)、匿名の情報源からの情報として、米アップルが開発中とみられる次期iOS「iOS 7」には、同社のチーフデザイナーを務めるジョナサン・アイブが好む「フラットデザイン」が推進されていると報じています。

シンプル哲学、すなわち「ミニマリスト」と称されるジョナサン・アイブ氏のデザインは、徹底的にムダが排除されたデザインであるのが特徴です。ブラウンでデザイナーを務めたディーター・ラムス氏の影響を強く受けており、Mac Proをはじめとした多くの製品にそのデザインが散りばめられています。

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アップル独自地図の失敗で事実上の解任となったスコット・フォーストール氏やスティーブ・ジョブズ氏がリアルなテクスチャ素材(例えば布・木目)などを好むのに対して、アイブ氏はそのデザインを酷く嫌っていたとも報じられていました。

iOS 6までのデザインには、通知領域には「布」のテクスチャが、ゲームセンターには「ラシャ」、iBooksには「木目」といった要素が取り入れられていますが、報道では「完璧なまでにシンプルになる」と伝えられているだけに、iOS 7からはそれらが全て排除される可能性もあります。

現実世界のものに似せて作ることで、ソフトウェア機能が持つ機能を直感的に伝えるメリットがある一方、徹底的なシンプルさとは相反するものがあります。

6月に開催されるとみられる開発者イベントWWDC 2013でその全貌が明らかになるとみられており、開発者ならずとも注目のイベントとなりそうです。

[WSJ via BGR]